山形県酒田市中央西町

震災前取材

 

浄福寺は文明7年(1475)に、九州肥後の菊池家の一族である菊池武明が出家し、本願寺道場を開いたのが始まりと伝えられる。天文年中(1532~55)には亀ヶ崎城付近にあったが、その後本間家の菩提寺となり、その庇護を受けて現在地へ移った。

正面の唐門は寛政12年(1800)に、本間家三大当主の光丘が、その亡くなる前年に寄進したもので、京都の東本願寺の宗祖廟を模して造られた。構造は「四脚向唐門」で表裏両面に唐破風がある入母屋の瓦葺き総欅造りで、京都から大工を呼び寄せて造らせたと云う。細部の彫刻が特に凝った造りで扉には透かし彫りが見られ、像鼻の獅子も繊細に彫り込まれている。

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