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山形県酒田市日吉町二丁目

震災前取材

 

本間家三代の三郎四郎光丘は、修学のために文庫を兼ねた寺院の建立を願い出たが、ついに果たさなかった。この意思を受け継ぎ、八代当主、本間光弥は、大正14年(1925)この地に光丘文庫を建てた。

光丘文庫は、和書、漢籍、郷土資料、個人蔵書など、貴重な図書を六万余冊所蔵している。昭和33年(1958)、建物と蔵書が酒田市に寄贈され、現在も、主として学術研究調査のために利用されている。