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山形県鶴岡市由良

震災前取材

 

鼠ヶ関の弁天島付近に上陸した源義経主従は平泉に向かった。途中、この由良峠に差し掛かったとき、弁慶が薙刀を地面に突き刺したところ清水が沸き出し、主従はその清水で喉を潤したと伝えられる。

赤い鳥居とお堂があり、中には三体の石像が祀られ、手には長刀を持っている。この堂は、国道の改修等で数度にわたり移転し現在地へ移された。弁慶が掘り当てたという清水の場所は現在は定かではない。堂と石像は、地元の方々によってひっそりと守られている。