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山形県南陽市宮内…双松公園内
震災前取材
別名:相生の松
妹背の松は、南陽市宮内の熊野大社の東側の双松公園にある。南陽市宮内には「六銘木」があり、その内の一つに数えられており、「相生の松」とも呼ばれている。
この「妹背の松」は、赤松が二本並び立ち、地上約4mのところで斜め横に連結している。根本は一樹のように結合し、目通りは東側のものが1.75m、西側のものが2.1mである。東側のものは真っ直ぐ上に伸び、約15mの高さに達し、西側のものは西側に垂下し、枝張りは10m西方に及んでいる。
夫婦相生の形から「妹背の松」と呼ばれ、縁結び、長寿、夫婦和合の信仰の対象にもなっている。
また、この「双松公園」の名称はこの「妹背の松」から名付けられ、「眺陽桜」と呼ばれる枝垂れ桜の古樹もあり、市民の花見や散策の地として利用されている。