山形県新庄市金沢

震災前取材

 

羽州街道の鳥越一里塚の近くに柳の清水はある。柳の大木が陰をつくり、傍らにはこんこんと清水が湧き出ていた。

松尾芭蕉と曾良は、大石田から船形までは馬で、舟形からは徒歩で羽州街道を北進し、昼頃この地に到った。芭蕉と曾良もここで足をとめ、喉を潤したことだろう。

新庄の渋谷風流亭での芭蕉の挨拶の句は、この柳の清水を織り込んだものだった。

水の奥 氷室尋ぬる 柳かな

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