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秋田県由利本荘市矢島町城内字八森

震災前取材

 

八森城跡の搦手口の近くに、この滝はある。

安政6年(1859) 、矢島生駒藩士が、当時多発していた災害の防止を祈願し、この滝のある地に町内の有志とともに不動明王碑を建立した。

いつの頃からか、この滝は「お不動さんの滝」と呼ばれるようになり、火の神、水の神として地域の信仰を集め、明治37年(1904)からは、4月に祭りが行われるようになった。

またこの地に建つ乾田馬耕碑は、明治42年(1909)、三浦芳治と毛利新蔵の尽力により、当時急務だった湿田を乾田に改め、人耕を畜耕にすることが進められたことを記念し建てられたもの。