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山形県長井市五十川

震災前取材

 

この長井市五十川(いかがわ)の桑の老木は、安永5年(1776)、米沢藩十六代藩主の上杉鷹山が、その藩政改革の一環として、養蚕を奨励するため領内に植栽した桑の苗木1万本の内の1本とされる。

目通り0.95m、高さ約12mのこの木は、赤木と呼ばれる改良種で、春蚕専用樹である。昭和31年(1956)山形県貴重文化財に指定されている。