福島県桧枝岐村下ノ台

震災前取材

  • 桧枝岐界隈
桧枝岐村は日本有数の「特別豪雪地帯」で、駒ケ岳と、燧ケ岳、帝釈山などの高山に囲まれた、桧枝岐川沿いの村である。新潟県、群馬県、栃木県との県境に近い山間の村で、役場のある集落以外の殆どは山林で、村の面積のうち約98%を林野が占めている。日本で一番人口密度の低い市町村となっている。

山深い地であるためか、落人伝説が伝えられる。村内に「橘」姓が多いことから、開村伝説は、藤原氏が力を持つ前に起こした政変の「承和の変」と関連するものとも思われる。また、その後の尾瀬大納言伝説や以仁王伝説の平家の落人伝説も伝えられている。

厳しい自然環境から、米の栽培は難しく、子供の間引きなどの悲惨な伝承も多く伝えられる。江戸時代には幕府の直轄領で、木材、ロウソク、漆の生産で生計を立てていたと考えられる。

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