福島県白河市旗宿関ノ森

2014/05/05取材

  • 幌掛けの楓
 

かつてこの地には白河の関が置かれ、都と奥州を結ぶ官道が通っていた。そのため奥州に関わる歴史上の人物も、この地を多く往来しており、それらに関わる伝説もまた多く伝えられる

・幌掛の楓
源義家は、前九年の役の際この白河の関を通り、この楓に幌をかけて休息したと伝えられる。

・旗立ての桜
平泉に身を寄せていた源義経は、治承4年(1180)、平家追討のため平泉を発し、白河神社に戦勝を祈願するため旗揃えを行った。その際に源氏の旗を立てたと伝えられる。