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福島県三春町字四軒丁

震災前取材

 

三春は田村地方の中心として多くの街道が交差する交通の要衝だった。その中の磐城街道は、三春町から小野町を通りいわき市平に続く街道で、磐城から内陸の田村地方に海産物などが運ばれていた。

磐城から三春に入る入り口に古庚申坂と呼ばれる地があり、その近くに花街があり新地と呼ばれ大変な賑わいを見せていた。現在、その町並みが残っており、この地に足を踏み入れると、一瞬タイムスリップした感覚に襲われ、次には遊郭のざわめきが聞こえてくるような不思議な感覚を覚える。

家並みは未整備で、今にも崩れそうで、早急な整備が望まれる。