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福島県二本松市油井字供中

震災前取材

 

この地の供養碑は 、安政4年(1857)、当時の蓮華寺住職が、二本松領内の名主や篤志家に呼びかけ、その協力を得て建てたものである。

水死、処刑、飢饉倒死の霊を合祀し、施餓鬼供養を行い、題目二百万遍を書筆奉納し、併せて天下泰平、国家安全を祈願した。当時は、奥州第一の供養宝塔と称され、世人の耳目を驚嘆させたと伝える。