秋田県能代市萩の台

2017/05/12取材

 

長慶寺の創建は貞観4年(862)と伝えられる。当初は、長慶天皇の伝説に関わる、幻の金山「長慶金山」の麓にあったとされる。長慶金山は、田代岳より左奥にある長慶森から南に分かれた長慶前山を中心とした鉱山といわれているが、発見には至っていない。この長慶寺も田代から移ってきたと伝えられている。長慶寺は幾度も移転を繰り返し、昭和25年(1950)に現在地に移った。

長慶天皇は、南北朝時代の南朝三代目の天皇で、室町幕府三代将軍足利義満の南北朝合一に反対し、弟の後亀山に譲位した。津軽には南朝方の有力な一族の北畠氏が、南部氏の庇護を受けて居城を構えており、津軽を中心に北奥羽には伝説が多く散在する。

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