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山形県小国町大宮

2013/10/04取材

 

和銅5年(712)に、遠江から勧請したという神社で、 安産、子授かり、子育ての神として有名である。

古く、医療技術も発達していなかった時代は、妊産婦が命を落とす可能性もあり、この地では「安産枕」という風習がうまれた。その信仰は現在も残っており、拝殿の隅には、大小50個ほどの枕に「自由にお持ち帰り下さい」と書かれた札がある。

出産時に、そばにその枕を置き、無事に産まれた後は、新しい枕を作り奉納した。