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山形県三川町

震災前取材

 

三川町の助川という集落には「小野小町の池」と言われる小さな池がある。

この地に伝えられる伝説によると、小野小町はこの地で生まれ、その産湯を捨てたのがこの池になったと伝えられる。池の水は、どこから流れてくるでもないのに、どんな日照りの時も水が涸れることはなく、また、どんなに雨が降ってもあふれることはないと云われている。