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宮城県石巻市北村朝日山

震災前取材

別名:旭山神社

古くから河南地区の産土神として近隣の信仰をあつめている式内社で、かつては深谷一宮旭山宝竜大権現とも称されていた。

創祀の年代は不明だが、大同年間(806~810)、坂上田村麻呂が陸奥征討に際し、戦勝を祈願し、戦勝後千束の田を寄進したと伝えられる。現在の本殿は、昭和11年(1936)に改築されたものである。

この神社の一帯は、旭山県立公園として整備され、標高約170mのなだらかな山の山頂部は芝生が張られ、また多くの桜が植栽されており、桜の名所となっている。

山頂からの眺望はすばらしく、広々とした豊かな田園風景が目の前に広がる。さらには牡鹿半島や金華山、西から北には船形山や栗駒山を一望のもとに見渡すことができる。