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宮城県加美町鹿原字南滝庭

震災前取材

大滝神社は、桓武天皇の時代に、坂上田村麻呂が大宮教存坊に命じて祀ったと伝えられる。薬莱神社とは表裏の関係にあり、かつては修験者が多く訪れたと云う。

また、滝つぼに猫の死骸を投げ入れると、水神が怒って雨を降らすと伝えられており、水不足の年にはしばしば雨乞いのために猫の死骸が投げ入れられた。

この滝の上流には、小さい滝も合わせて七つあり、別名「七滝」とも呼ばれている。現在、周辺には遊歩道が整備され、近くには大滝農村公園もありキャンプができる設備も整えられている。