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福島県福島市瀬上町

 

奥州街道は、江戸から白河に至り、そして仙台道となり、現在の国道4号線にほぼ沿って北に続く。

瀬上は、現在の福島市の北端で、かつては福島城下を北に進んで次の宿場だった。その後は、桑折、藤田、貝田、越河、斎川、と続き白石城下へと続く。

江戸時代になってからこの地は、上杉氏の支配となったが、上杉氏が寛政4年(1664)継嗣問題で減封となると、延宝6年(1679)までは天領となった。その後は本多氏、堀田氏などが入ったが、その合間には天領となるなど治世は定まらなかった。

旧街道は現在の国道4号線の西側を平行して通り、古い家並みが見られる。