福島県古殿町竹貫竹ノ内55

2015/04/16取材

  • 大綱遺跡碑
 

この地は、弘安9年(1286)、親鸞上人の孫にあたる如信上人が「奥の御坊」と定め、草庵がむすばれ、東北における原始真宗布教活動の根本道場とした場所と言われている。

空如の代で願入寺と号するようになり、次第に影響力を増し大網門徒と呼ばれるほどの門徒集団になった。しかし、願入寺八世如慶の代に、戦火に巻き込まれ堂宇を消失し、現在の茨城県へ移された。現在は公園として整備され、遺跡碑が建てられている。