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福島県猪苗代町西峯…磐椅神社境内

 

大鹿桜は別名「翁桜」とも称され、会津の五桜の一つに数えられている。花の色が白色から次第に鹿の毛の色に変化することからこの名前が付けられた。

天暦年中(947~957)、村上天皇の勅使が参拝したときに、京都から持ってきて植えたと伝えられており、現在の樹はその子孫である。

種類はサトザクラの一品種で、花の中心からおしべが緑化したものがでているために、花の中から葉が出ているように見える珍しい品種である。

※ 訪問したときは5月の連休過ぎであったが、花の盛りは過ぎてはいたが、花持ち が良いのか、まだまだロウ長けた、艶やかな姿を見せていた。