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福島県郡山市逢瀬町多田野字清水池

震災前取材

 

明治に入り、 安積地方の開拓により、郡山市は急激に拡大したが、昔から水に恵まれず、当時は皿沼水道、山水道とこの清水池からの多田野水道によって当時の飲料水をかろうじて得ていた。

明治23年(1890)から22年間、この清水池から11kmの木管水道として、松材のくり抜き菅を使用し引水し、郡山市の水道としての役割を果たしてきた。明治45年(1912)、安積疎水から引水する近代的な上水道の完成により、その役割を終えた。