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福島県矢吹町五本松
震災前取材
この道は旧奥州街道で、江戸と陸奥を結ぶ主要道として使用された。 現在も松並木を残すこの道は、旧街道の面影を残す。
寛永12年(1635)、三代将軍徳川家光時代に、参勤交代が制度化し、参勤交代や旅人の日除けや風除けとして全国街道筋に松並木を植えさせた。この地の松並木は、白河藩主の松平定信が、領内の街道沿いに2千300本の松苗を植樹したのが始まりと伝えられる。
現在の松並木は、明治18年(1885)頃に補植されたものである。