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宮城県山元町坂元字磯浜

島原の乱から7年後の正保3年(1646)、幕命により全国に唐船番所が設置され、この山元磯崎山の番所は、仙台領内5ヶ所の内の一つである。

丸森金山の足軽42名を要員として、2名一組、5日交代で、備えの遠眼鏡で外国船を監視し、明治2年(1869)に廃止された。

その間、享保20年(1735)、五代藩主伊達吉村がこの地を視察し、また、元文4年(1739)5月、ベーリング探検隊の黒船3隻の通過をこの地から望見したと云う。 また、この地は伊達政宗が生まれて初めて海を見た地と伝えられる。