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宮城県七ヶ浜町松ヶ浜字浜屋敷

震災前取材

伊達政宗の仮御殿があったという御殿崎は、かつては鴻ヶ崎、松ヶ浦島、江観台とも呼ばれた南北約70m、東西18mばかりの小岬で、まわりの配置が妙で、変化に富み、平安の昔から今に至るまで、見る者を感嘆せしめた。かつては清少納言などの多くの大宮人や歌人が歌を残した。

伊達政宗もここからの景勝を愛し、仮御殿を設けた。このため、それ以降は御殿崎と呼ばれるようになった。