宮城県石巻市湊牧山

 

石巻長禅寺の栄存法印は石巻の発展につとめその名声は高かった。しかし、この地を治めていた笹町頼重により無実の罪をきせられ、江島に流された。栄存法印は恨みを呑んで、延宝9年(1681)江島で没した。

その後、石巻ではたびたび火事が起こり、これらの不吉なことが起こると、人々は栄存法印の恨みによるものと噂した。栄存法印が没した後、栄存を無実の罪に陥れた笹町頼重は発狂し、息子や奥方を切り殺し、自らもついにそのまま狂死し、笹町氏は断絶した。

それから五十年後、大赦により栄存法印は許され、牧山に分骨改葬された。

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