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宮城県気仙沼市横沼

2021/03/12取材

 

龍舞崎は、気仙沼大島の最南端にあり、島を代表する景勝地のひとつ。そこから望む太平洋には、海食による男性的な岩礁の景観が広がり、荒波が打ち寄せる荒々しい様子は、龍が舞い上がる様子に例えられ、龍舞崎と名付けられた。

2011年の東日本大震災の大津波は、この岬をまるごと乗り越え、岬の木々をなぎ倒した。 龍舞崎には、入り江の形状から名づけられた“馬の背”や乙姫様が流れ着いたという伝説が残る“乙姫窟(おとひめいわや)”などといった名勝もある。