宮城県気仙沼市本吉町沖の田

 

御伊勢浜は岩井崎の西側にある、金華山を遠望できる遠浅の砂浜で海水浴場として有名である。

この浜の付近に、源頼朝の挙兵に従った三浦義明が落ちのびてきたとの伝説があり、その一族が旧暦の9月1日の夜に、浜辺に集まり故郷を偲んだという行事が伝わっている。

三浦義明は、相模の三浦郡衣笠城を拠点としていたが、源頼朝が挙兵すると、一族挙げてこれに合流しようと居城の衣笠城を出撃した。しかし、途中で石橋山の戦いにおける頼朝の敗戦を聞き、引き返して衣笠城に篭城した。ほどなくして衣笠城は平家方に包囲され合戦となり、義明は一族郎党を率いて奮戦するが、最終的には刀折れ矢尽き、一族を安房に逃した後に、独り城を守り戦死したとされる。

この地の伝承は、その時逃れて来た三浦一族に関するものかもしれない。

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