岩手県釜石市両石町第四地割

震災前取材

 

この地は鮭漁が盛んで、トド漁も行われた。鮭の供養碑とともにトドの供養碑が立っている。この碑は、江戸時代にこの地の年中行事であったトド漁の供養碑で、安政5年(1858)、村の人々により建立されたもの。

トド漁は、毎年12月頃から翌年の5月頃までで、明治の大津波前までは行われていた。この地には、北の海から三陸近海にトドが回遊し漁場を荒らすため、両石湾頭の三貫島に集まるトドの群を、麻網で捕獲し、肉と皮を塩漬けにして盛岡に駄送した、

その肉は食用として、皮は細工物として利用されていた。

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