岩手県遠野市土淵町字土淵
震災前取材
「遠野物語」第68話には、「安部氏という家ありて貞任の末なりと云う。昔は栄えたる家なり。今も屋敷の周囲に堀ありて水を通ず。刀剣馬具あまたあり」と記されている。
屋敷跡の東北にある稲荷社は、約400年前に甲州より勧請し安部氏の氏神としたもので、近郷でも古いもので、明治の初め頃まで「ダンビラケー」という祭りが行われ、近郷の山伏を集め、湯立ての儀式が行われ、巫女が笹を振りながら巫女舞を舞ったと伝えられる。
岩手県の歴史散策街歩き
震災前取材
「遠野物語」第68話には、「安部氏という家ありて貞任の末なりと云う。昔は栄えたる家なり。今も屋敷の周囲に堀ありて水を通ず。刀剣馬具あまたあり」と記されている。
屋敷跡の東北にある稲荷社は、約400年前に甲州より勧請し安部氏の氏神としたもので、近郷でも古いもので、明治の初め頃まで「ダンビラケー」という祭りが行われ、近郷の山伏を集め、湯立ての儀式が行われ、巫女が笹を振りながら巫女舞を舞ったと伝えられる。