岩手県花巻市

2014/05/10取材

延暦年間(782~806)、坂上田村麻呂は清水寺への途中この地に立ち寄り飲んだと伝えられる清水。

この地に、応永12年(1405)に内室稲荷神社が建立され、稲荷神社が移った後に、水分神社として、この湧水の水神を祀っている。

古代から現在に至るまで、枯れることなく湧き続ける湧水は、万病に効くと云い伝えられ、今も多くの人々がこの水を汲みに来る。

この地の周辺には多くの湧水口があるようで、鬱蒼とした森の中には大小の湖沼があり、季節になると白鳥が飛来する。