岩手県花巻市太田…清水寺境内

2014/05/10取材

 

 

清水観音の子持杉は、子孫繁栄を表すかのように、幹が4つに分かれており、その根元や幹に生えている苔を煎じて飲むと、子宝に恵まれると云われている。

 

昔、子宝に恵まれない夫婦が、観音堂に参詣しこの苔を呑んだら、玉のような女の子を授かった。その子は長じて後に城中へ上がり、殿様に見いだされ、その子が城主になったことから、寺領が寄進されたと伝えられる。