岩手県花巻市

2014/05/10取材

このぎんどろ公園の地は、かつて宮沢賢治が教鞭をとった花巻農学校の跡地である。

宮沢賢治の詩集「春と修羅」第二集の中に、『二本の白楊(どろ)が立ってゐる』との記述がある。これはぎんどろのことであり、賢治はそれを好んだと云い、それにちなんで公園にはぎんどろ(銀白楊)の木が植えられている。「ぎんどろ」は、ヤナギ科の落葉高木で、別名「ウラジロハコヤナギ」とも呼ばれている。

また公園内には、宮沢賢治の歌碑や、童話のモニュメントなどが設置されている。