福島県須賀川市諏訪町

震災前取材

  • 神炊館神社鳥居
 

神炊館(おたきや)神社は、成務天皇の時代に建美依米命(たけみよりめのみこと)が石瀬の国造として須賀川の地に来たことにより始まる。命は、国づくりが進み、人々の幸福を願い新穀を炊いで神々に捧げ、その場所に社を建てた。これが神炊館神社の始まりと伝える。

須賀川城主の二階堂為氏は、文安2年(1445)信濃国より諏訪の神を武神として勧請し、神炊館神社内に合祀したので「諏訪神社」とも呼ばれている。豊臣秀吉の文禄時代まで牛袋の地一帯を社領とした。須賀川城落城後、須田家が代々二階堂氏に忠節を尽くした遺徳から神官となった。会津城主上杉景勝からも庇護を受け、北門の石鳥居は上杉景勝により寄進された。

江戸時代になると朝廷より「諏訪大明神」として「正一位」の位を授かり、「お諏訪さま」の名のもと広く人々の崇敬を集めた。俳聖松尾芭蕉も「奥の細道」の旅の途中立ち寄り参拝している。

この神炊館神社(おたきやじんじゃ)は奥州須賀川の総鎮守で、奥の細道の途次、松尾芭蕉も参詣した。

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