岩手県西和賀町湯田

2011/08/01取材

  • 句碑公園

明治の俳聖正岡子規は、明治26年(1893)7月、重い病をおして、芭蕉の奥の細道の追体験の旅に出発、東北各地を訪ね、紀行文「はて知らずの記」をのこした。

子規はその東北旅行の途中、8月16日に、秋田県六郷より奥羽山脈を越えて下前を経て、この湯本温泉に一夜の宿をとっている。

山の温泉や 裸の上の 天の川

昭和25年(1950)、この地の有志によりこの地に句碑が建てられ、その後句碑公園として整備された。