岩手県岩泉町岩泉

2016/04/08取材

この石は、方角と時刻を表しており、明治時代に岩泉村の三田地五郎兵衛が建立したもの。

三田地五郎兵衛は、江戸期は南部藩に奉公し、晩年はこの地の発展を願い、この地周辺にいくつかの碑を建てたもので、そのうちの一つがこの五郎兵衛石である。

この地は古くから「隠里」と伝えられ、五郎兵衛も平泉の藤原御館五郎佼衡(よしひら)の末裔と伝えられる。