宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝

 

平安時代初期に、慈覚大師が開基したと伝えられる。大師は、二口峠を越えて山寺に立石寺を創建し、その帰途、大滝の壮観と森厳の気に心を打たれ、この地に不動尊を安置し、立石寺の奥の院としたと云う。

元和8年(1622)、最上氏が改易された後に山形に入った徳川譜代の鳥居忠政は、山寺の朱印地を侵し、立石寺はこれを幕府にうったえた。この時、立石寺の僧がこの大滝不動尊に参篭し、忠政調伏を祈願し、満願の日に滝に投じた藁人形が滝をのぼるのを見て、不動堂の地に経巻を埋めて立ち去ったと伝えられる。

現在の堂は、文政8年(1825年)、木食上人が再興したもので、銅版葺宝形造で、軒周りの彫刻も見事なもので、中に不動明王座像が安置されている。

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