震災前取材

岩手県大槌町大槌第十三地割

 

源義経の、いわゆる北行伝説によれば、高館で自刃したとされる文治5年(1189)の一年前、平泉を脱出し蝦夷地に向かったとされる。

平泉を脱出した義経主従は、金売り吉次が金を掘っていたという長者森へ向かう途中、この地で馬をつなぎ休息したと伝えられる。後に、この地の人々がそれをしのび、祠を建て、「駒形大明神」と称したと伝えられる。明治以降、現在の駒形神社と改められた。