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宮城県仙台市青葉区広瀬町

  材質は粘板岩で合座から上の高さ175cm、幅31cm、阿弥陀三尊を表した種子や天蓋が刻まれ、美術的にも優れている。薬研彫により彫刻され、造立趣旨などの形式も整い、仏教信仰の様子を示す歴史資料となっている。 銘文から「兵衛太郎」の極楽往生を願い、文永10年(1273)に建てられたことがわかり、仙台地方でも最も古い時期の板碑。