この「みちのく漂雲の記」チャンネルは、2017年に開設いたしましたが、YouTubeのガイドライン改定等により、コンテンツを一新することといたしました。

「みちのく漂雲の記」チャンネルは、東北地方の歴史や伝説を巡り収録した、埋もれた歴史や伝説を、撮りためていた写真や動画とともに紹介しようとするものです。

東北地方には多くの埋もれた歴史や伝説があります。勝者の歴史である「定説」の、陰に流れる伝承伝説に日をあてることで、人間味あふれる立体的な歴史が見えてくるような気がしています。

2011年3月の東日本大震災の1月ほど前、福島県の浜通り地域と、岩手県の三陸沿岸を歩き回りました。それがあの震災とその後の原発事故で、地域の人々の暮らしは一変しました。

あの日、ラジオから流れる「陸前高田市壊滅」「福島第一原発冷却水停止」「双葉町全町避難」などのニュースを、心を震わせながら聴き、遠くで引きも切らず鳴るサイレンと上空を飛ぶ自衛隊の大型ヘリの音を聞きながら、自分ができることは何かを考えました。そして1ヶ月ほど後、東北地方各地に残る隠れた歴史と伝説を記録し、いずれの日にか、地域の方々の心の復興に寄与できるのではとの思いで、歴史データベース「みちのく悠々漂雲の記」サイトを立ち上げました。

よろしければ歴史データーベース「みちのく悠々漂雲の記」とともに、チャンネル登録の上ご愛顧いただければ幸いです。