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青森県南部町大字高瀬字宮野
2013/10/09取材
このモミの木は、江戸時代初期に、神楽を奉納した際に、その記念として植栽されたと伝えられる。樹高約33m、胸高幹周囲約5m、推定樹齢300年以上の古木である。
明治時代の日露戦争の時期に、このモミの木に一羽のトンビがとまり、ピーヒョロ、ピーヒョロと鳴き続けた。村人たちは、何か変わったことでも起こるのではないかと噂していた折に、日本軍勝利の知らせがあり、あのトンビは神様の使いで、戦勝を教えてくれたのだろうという話になり、それ以降「トピコの木」と呼ばれるようになったと云う。