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青森県むつ市大畑町
2012/07/11取材
明治初期に勧請されたのが始まりとされる。
この地ではかつてイカ漁が盛んで、特に大正初期から昭和36年(1961)頃まではイカの豊漁で町全体が活気に満ちていた。特に山形県庄内方面から来た船の乗組員たちは、この地付近に番屋を建てて生活していた。
この地には、神の使いの狐が時々やってきて、夜通し鳴き叫び、その鳴き声で、漁の吉兆を判断したと言われている。
イカ漁との関わりからか、昭和21年(1946)に社殿は改築され、狐像が寄贈されるなど、地域の方々の信仰を集め、昭和40年(1965)に、京都の伏見稲荷を分霊し、元稲荷を合祀し、この町内の守護神となっている。