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青森県深浦町森山

2013/06/08取材

ガンガラ穴は、森山崎の絶壁にぽっかり空いた海蝕洞で、小舟なら入って行くことができる。洞穴の中は奥行き約50m、水面からの高さ10mほどでコウモリが群れをなして生息している。

昔は海賊の船の隠し場所だったと伝えられているが、この森山崎には、古くは水軍を持つ安東氏の館があり、また、津軽氏の水軍方の武将がこの地で海賊行為を行っていたとも伝えられ、これに関連するものとも考えられる。

また、ガンガラ穴の上の日本海を一望できる場所に、海岸地帯では非常に珍い「賽の河原」があり、毎年8月に例大祭が行われている。