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青森県深浦町

2013/06/08取材

深浦町の海岸線を走る国道が101号線である。秋田市から青森市まで、途中一部7号線と重複しながら、7号線が内陸部を走るのに対して、101号線は、白神山地を避けるように複雑な海岸線を走る。

かつては、101号線は道も狭く、アップダウンも激しく、「酷道」と呼ばれた難路だった。また、能代から弘前、青森に抜けるには、距離的には国道7号線が近く、また途中経由する自治体は人口も多く利便性にすぐれ、圧倒的に7号線の利用者が多い。

今もそれに代わりはないが、深浦町の海岸線と白神山地を含む地域は、昭和50年(1975)、津軽国定公園として国に指定され、「酷道」は整備され、美しい観光路線として注目を浴びている。

現在の国道101号線は、快適な観光道路として、白神山西端の十二湖から、鯵ヶ沢の千畳敷までの海岸美を、存分に楽しむことができる。