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青森県佐井村字佐井

 

この地には、古くより蝦夷の定住集落が存在していたと考えられている。その後、江戸時代には南部藩領となり、田名部に置かれた代官所の支配となった。

享和3年(1803)、幕府は佐井港を蝦夷地渡航の港と定め、それ以降、明治初頭に至るまで弁材船、北前船の往来があり、海産物とヒバ材を積み出す下北半島の良港として繁栄した。

弁材船や北前船は、この地に大きな経済効果と文化をもたらした。この地に今も伝えられる箭根森八幡神社の祭礼の際の山車行列は、京都の祇園祭の影響とも云われており、またその山車を飾る金襴の水引や縮緬の車幕などは、江戸時代の染色文化の粋を集めたものである。

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