なんか、韓国のロケット開発が遅々として進まないのは、犬神様の祟りなんじゃないかと思ってるんだけど、その証拠の動画?最後にアップしておくよ。最後まで見てね。●

韓国の宇宙開発は、1990年代に始まり、観測ロケットが開発され、KSR1からKSR3までを打ち上げたんだって。KSR3は、2002年に打ち上げられ、高度250kmを目標としていたんだけど、42.7kmまでしか到達せず日本海に落下、失敗。この開発研究がそのまま継続していれば、ロケット技術の発展がみられただろうけど、韓国はそれを断念してしまったのね。●

でもね、1998年に、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル「テポドン」を発射したことで焦っちゃって、ロケット開発の技術協力をアメリカ、フランスに求めたんだけど、高額なため断念、日本は韓国への技術供与には当然消極的、中国とインドはミサイル技術管理レジームに抵触するため不可能。でもね、ロシアは、米仏の3分の1程度の価格を示し、韓国はロシアをパクリ先に選んだのよね。●

しかし、案の定というか、交渉過程で韓国は、第1段エンジン以外の様々な核心技術、液体燃料の貯蔵のための詳細設計技術、発射台の製造と運用技術などの提供を要求し、ロシアは話が違うとし交渉は難航。さらには、打ち上げが失敗した場合は、その責任により、ロシアはさらに1回分無償で1段目の完成品を韓国側に引き渡す条件が付けられ、その失敗の責任所在について、両国間で解釈が分かれ、ロシアの技術者が自殺に追い込まれたんだって。●

しかし韓国に対して不信を募らせていたロシアは、パクリを防止するため、羅老の1段目の運用と、それに伴う関連装備などは全てロシアから持ち込ませ、また、多数の保安要員を常駐させ1段目周辺を警備、韓国人技術者を近づけないようにしたらしいよ。それでも韓国技術者は、1段目周辺をうろつき、写真撮影や、なかを覗こうとし、たびたび摩擦をおこしたんだって。そのためロシアは、1段目の送信データも暗号化し、内容がわからないようにしたんだってよ。●

それでもとにかく、ロシアは人工衛星打ち上げ用ロケット「羅老」と羅老宇宙センターを完成させた。2009年羅老1号機を打ち上げたけど衛星の軌道投入に失敗、2010年に羅老2号機を打ち上げたが発射137秒後に爆発、2013年の羅老3号機で、ようやく衛星の軌道投入に成功したわけよ。●

羅老3号機の打ち上げは、「韓国のロケット」で人工衛星の軌道投入に成功した初の打ち上げとなったんだけど、とても国産ロケットによる打ち上げと言えるものではなく、ロシアの徹底したパクリ防止策で、技術の蓄積などはほとんどできなかったんだって。●

それでも韓国は、2021年に初打ち上げの予定で、2010年から羅老の後継機のKSLV2の開発を始めたようだ。しかしその間、独自に運用する衛星打ち上げロケットは、外国の宇宙機関や打ち上げ企業に依存し、2012年にはアリラン3号を日本のH-ニAロケットで打ち上げたんだけどね、この際に、韓国内で流されたこの衛星打ち上げ成功のニュースでは、日本のロケットの日の丸やNIPPONの文字を消す画像処理を行い、ニュースで流したんだってよ。●

パククネ、大統領は、大統領選挙候補時から月探査に強い意欲を示していたらしい。そして、2013年、これまでの2025年までの宇宙開発計画を「2020年までに月に太極旗を掲げる」と前倒しすることを発表した。それによると、2017年までに75トンのロケットエンジンを自主開発し性能検査を行うこと、2020年までに探査船を月に送り込むこと、2030年に火星探査を開始すること、2040年には小惑星を探査することなどが記されているんだって。しかし、この広げた大風呂敷には、技術的、財政的裏付けなど何もなく、韓国特有の国威発揚と言う虚栄心以外の理由は見当たらないよな。●

その後、北朝鮮はポカスカ弾道ミサイルを撃ち始め、韓国はこれに対して、防衛システム「キルチェーン」を構築し本土を防衛すると発表したのね。この「キルチェーン」は、北の核・ミサイル施設に先制攻撃をかけるプランで、ミサイル発射の兆候を偵察衛星で把握し、発射場所を先制攻撃するものだった。でもね、このキルチェーンの第一歩となる偵察衛星を、韓国は持っていなかったんだって、(バッカじゃん)。●

そのため、韓国は、偵察衛星の「レンタル」というアイデアを思いつき、諸外国に打診したのね。イスラエル、ドイツ、フランスからは、いずれも「貸せない」というつれない返事。軍事用の偵察衛星は、いずれも「脅威のある場所」を恒常的に偵察できる軌道に投入されているもので、韓国が必要な北朝鮮には対応していないわけよね。また、映像の分解能などの軍事衛星の能力は軍事機密で、例え同盟国でも貸し借りなどあり得ないのは当然のことなんだよね。●

本当であれば、北朝鮮が韓国全域を射程にした「ノドン」を配備した25年前から、それに計画的に対処してれば、いまさら慌てることもないのにね。どうも韓国にとって「国防」は、国を守るためのものではなく、儲かる商売でしかないようで、外国から少数の兵器を買って、それをバラシてパクって、それにちょこっとなんかくっつけて、似たようなものを造って「国産」とかで外国に売ったりするんだよね。●

「キルチェーン」も、やはり笑い話レベルだったようだね。その第一歩となる、発射位置を特定する偵察衛星を、韓国は持っていなかったとわね、。恐らくは、計画の段階では、反日反米していながらも、いつもの「物乞い根性」で、日本やアメリカなどから偵察衛星の情報を得て、とか考えていたのだろうね。しかしどの国も、最重要な軍事機密を、はいそうですかと出すわけもないよな。●

この7月、韓国はようやくロケットエンジンの「KSLVニ」の総合燃焼試験に成功したらしいね。しかしこれは、羅老号の2段目ロケットに相当するもので、高度600~800kmの地球低軌道へ打ち上げすることしかできず、能力も1.5トンにすぎないんだって。気象衛星や通信衛星がよく打ち上げられる静止軌道への打ち上げはできないんだって。●

2021年の完成、そして初打ち上げを目指しているようだけど、エンジンの推力が小さいため、1段目はエンジンを4基をたばねて噴射する予定のようだけど、そんな高等なことまだ無理だと思うけどね。それでも、あきらめずに、20年も頑張れば、とりあえず、気象衛星や通信衛星の打ち上げくらいはできるようになるかも。●

ただ、「月に太極旗を掲げる」とか、裏付けもなくカッコつけるのはやめた方が良いと思うよ。笑われるだけだと思うけどね。●

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