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西村山郡西川町大井沢桐の木久保

2015/11/13取材

この地の大栗は、樹齢約800年のシバグリで、幹周り約8.5m、樹高約16.8mあり、幹周りで日本一の大栗とされる。戦後、この付近一帯の自然林は、製炭用の原木として皆伐されたが、巨木のため伐採を免れた。

地上3~4mで、5本の主幹に分かれている。栗の老樹は病虫害の発生も多く、幹の直径が1mを超える木は全国的にも稀であり、平成8年(1996)、この大栗は『幹周り日本一位の栗』として全国発信された。

この大栗は、この地に自生したもので、透水性と通気性に富む土壌のため、現在も樹勢は旺盛で毎年たくさんの実をつけている。