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宮城県仙台市太白区秋保町長袋字向宿

静御前の墓と言われるものは各所に存在するが、この秋保長袋の地の県道62号線沿いにも墓と伝えられるものがある。この秋保の地から旧宮城町にかけての地域には、平家の落人伝説とともに、義経や、北の方や、静御前の伝説が散在する。

この地は、清水窪(しずがくぼ)といい、かつては「静ヶ久墓」であったとも伝えられる。この地のすぐ近くには、静御前の泉や静御前手植のひばが伝えられ、また静御前が使っていたと云われる椀が伝わり、年に一度、この椀にご馳走を盛りお供えしているという。