岩手県野田村玉川

2012/03/31取材

野田玉川鉱山は日本有数のマンガン鉱床で知られる。現在坑道の一部は「マリンローズパーク」として観光坑道として一般に公開されている。

野田玉川鉱山は、明治38年(1905)頃、久慈の兼田良人により採掘されたのが始まりで、マンガンの総生産量は約60万トン、平均品位33.5%で、坑道の総延長は約28kmにも及ぶと云う。

またここから産出されるバラ輝石は、マリンローズと呼ばれ、現在、日本ではここ野田村でしか産出されない貴重なもので、装飾品として加工販売されている。