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福島県桧枝岐村居平

震災前取材

  • 板倉集落
桧枝岐は山間深くの集落であるため、木材は豊富だが壁土がないため、昔から住家 も倉も板だけで造った。

最も古い形式は、正倉院の校倉造りのような「セイロ造り」で、柱を使わず、釘などの金具も用いず、厚さ10cmほどの厚い板をセイロのように組み、屋根は下葺き板、樺の皮、割板を重ねて葺く。

現在は「釘付け板倉」で、柱の内外から板を釘で打ちつけたものになっている。