福島県安達郡白沢村和田東屋口

 

現在も水を湛える湧水です。この清水で、大師は行を行い、身を清めて毘沙門天王の彫刻を続けたとのいい伝えがあります。

この金華水には、古くから花が咲くと伝えられていたが、長くそれを見た者はいなかったが、昭和に入ってこの地の根元カネヨ氏が、花が咲いているのを見つけ、それを「カネヨ」と命名した。その後、そのような現象はおきなかったが、平成16年、75年ぶりに再び花が咲いた。

和田の山 岩にうしほの 流れてや ふもとの水に 黄金花咲く (二本松城主丹羽光重)