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福島県郡山市湖南町福良

震災前取材

 

この地の大松は、樹高約15m、根回り約3.5mのアカマツで、会津領と二本松領の境の目印として植えられたもの。

大永3年(1523)、二本松領の舟津村と会津領の福良村とに境界争いが起き、その裁定が、当時会津を支配していた葦名氏の老臣たちによって行われた。その結果を、葦名盛舜から横沢村の地頭である横沢氏に文書で送付され、この時に境界の印としてこの松が植えられた。

この地は、猪苗代湖と磐梯山を北に望む景勝の地で、歴史と共に絶景を臨むことが出来る。